たった3割の木材自給率・・・

先日、日本の木材自給率が3割しかないということをお話しました。その理由をちょっと考えてみましょう。

日本は国土の70%が森林です。その森林のうち約半分が天然林、2割が人工林、残りの3割が無立木地や竹林ということだそうです。国土に占める森林の割合はフィンランドに次いで世界第2位という森林大国なのです。でも、世界有数の森林輸入国でもあります。それはなぜでしょう。

昔、燃料の中心は木炭や薪でした。もちろん建物も木造です。木材はとても重要視され、戦後の復興のために政府が人工林の拡大を政策として進めました。その後、エネルギーは石炭や石油に移行しましたが、木材は建築材料などとして重要視されていました。その頃の木材自給率はなんと90%もあったそうです。しかし、木材の輸入が自由化され、国産材の価格は高騰しました。そのことで自給率は大幅に下がったといわれています。

一方で、拡大した人工林はそのまま残っています。人工林の維持には間伐や伐採など、莫大な費用と時間がかかります。徐々に林業は衰退し、森は荒廃していっています。荒廃した森は水を十分に蓄えることができません。山崩れを起こしたり、二酸化炭素の吸収が悪くなったりといいことはないのです。そこで今、政府は木材自給率を50%に上げようと政策を打ち出しているのです。

木材自給率が上がるということは、どのようなメリットがあるのでしょうか。自給率が上がる、つまり国産材が使用されるというわけですね。国内の森林で木を伐採して使用するということです。木を伐採すると、そこにはスペースがうまれます。そのスペースには光が入り、空気も通りやすくなります。二酸化炭素もめぐってくるのです。そして周囲の木が成長します。国産材を使うということは木の手入れ、管理を行うことにつながります。日本の森がますます活き活きとし、また私たちの手元に製品や何らかの形で巡ってきます。

国産材、みんなでどんどん使いましょう♪

(余談ですが…。弊社では、構造材に関しましてはすべて国産材で対応しております♪)

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