杉無垢板ができるまでのお話~その4~

前回は板を選別するところのお話をしました。
今回はその板をどうやってつなぎ合わせるかをお話したいと思います。
まずは特殊な刃物で木の断面をギザギザにカットします。
それをレールに流して、
ボンドを付けた反対側のギザギザをビュンっ!と流してかみ合わせて接着します。
言葉で説明するのは本当に難しいです…。右から左にどんどん木材が流れて接着されていくのですが、接着された後は決まった長さにカットされていきます。
接着されたところはこのようなギザギザです。
指を噛合わせているように見えるので、このような接合方法をフィンガージョイントといいます。
つなぎ方はいろいろありますが、このフィンガージョイントは接着面の広さのわりに廃棄される部分(削られておがくずになる部分)が少ないという特徴があります♪
まだ接着剤が乾いていませんが、接着剤が乾いた後、さらに表面が磨かれて接合部分は目立たなくなります♪