金づちの使い方

今回の記事を書くにあたり、ちょっと中学生の息子に「げんのうって知ってる?」と聞いてみました。横から口をはさんできた小学生の娘が、「知ってる知ってる!茶色いごはん!」って、それ玄米のこと???”げん”しかあってないし・・・。と、余談はさておき、「片方が平べったくて反対側がちょっと膨らんでるやつでしょー。」とあきれる息子。「最初は平らな方で打って、最後の仕上げの時に、木の板が傷つかないように膨らんでる方を使うんだよ!」と得意げに説明されました。中学校の技術の授業で習ったらしいです。私は知らなかったのでちゃんと勉強しなきゃと反省しました。
基本の使い方として、釘に対してまっすぐに振り下ろします。脇を絞めるようにして柄を長く持ち、頭部分の重さを利用して打ちます。もちろん、大きな釘には大きな力を要しますから大きく重たい金づちを、小さな釘には小さな金づちで対応するのが理想です。ただ、DIYではそんなにたくさんの種類の金づちをそろえていない方が多いので、その時は小さい釘の時は柄を短く持ち、軽い力で打つようにしてくださいね。
昨日お話した先切金槌は、とがった方で小さな釘を打ったり、穴をあけたり、打ちこわしをするという用途で使用されます。よく見てみると先端はとがっているように見えますが平面になっていて、小さな釘を打てるようになっています。DIY初心者の私にはその先端で釘を打つという技術も度胸も持ち合わせておりませんが、少しずつスキルアップをして金づちを使いこなせるようになりたいと思います!!
金づちには釘を打つだけはなく、ノミなどを打ち、木を削ったりするときにも使いますねー。私が最近よく使っているのはゴムハンマーです。ita-modelなどの制作で木と木をはめ合わせるときに木を傷つけないようにゴムハンマーを使っています。ご家庭で、ゴムハンマーをお持ちでない場合はいらない板などを置いてその上を金づちでたたくと本体を傷つけることなく使用できますね♪