プレナーとサンダーってこんなに違うんだ…。

ita-model新商品を開発しているのですが、材料のサイズなどでなかなか販売まで持っていけず悩みが続いています。昨日も試作をしに工場に行ってきました。
そこで工場長に相談してみたら、根本的な私の知識不足を痛感…。
それはプレナー加工機とサンダーの加工機の違い…。
材料の板を仕入れるときには厚さが指定してあるので、もちろんその厚さに磨かれた材料を使うのですが、木は生き物ですし、どうしても±0.5㎜程度の誤差があるんです。同じ厚さにしないと組み立てたときにガタガタしたり、逆にきつすぎて入らなかったり・・・。それを解消するためにこれまでは工場にあるプレナー加工機を使用したりしていました。
ただ、今作っている製品はちょっと大きいんです。プレナー加工機に入らない!!ということで悩んでいるのですが、他にも表面を加工する機械はあるし、そもそも入荷の時には加工されてるはず!と思い、工場長に相談してみました。
で、ここでやっとプレナーとサンダーの違いになるのですが、プレナーは工具でいうと、「かんな」です。サンダーはやすりですね。つまり、「かんな」は刃物なので厚さを指定すれば、きちんとその厚さに加工されます。サンダー加工機はサンダーの厚さが1.5㎜ほどありもちろん布のような感じですからそのサンダー自体が伸縮したり変形したりしますよね。なのでプレナーほど精度は出ないらしいんです。
そんなこんなでまだ製品化できていない新商品…。材料の見直しから再出発です!!
工場のプレナー加工機の写真を取り忘れてきてしまいました( ;∀;)いつかこの場でご紹介します!!