昨日は積層材をご紹介しました。その中で国産の木材にも地域の特性があるとお話しました。
同じ樹種の木材でも育った地域によって木の性質が大きく異なるということなんです。
例えば杉を考えてみましょう。杉は比較的柔らかいといわれています。
その中でも寒い地域で育つ樹はじっくりゆっくり時間をかけて育つので、目の詰まった硬い樹質になります。
南の地で育った樹は生育が早く柔らかいという性質があるのです。ただ柔らかいのがいいとか悪いとか、そういう単純なものではありません。
我が社は長崎県にありますので、九州の木材をよく利用させてもらっているのですが、例えば宮崎県の木材は風が吹き抜ける中を育ってきています。
ゆさゆさと揺られながらそれにも耐えてまっすぐ伸びているので木材自体が粘りのある樹に育っています。ちょっとしたねじれの力が加わってもそれに耐える力を持っているのです。
杉だけなく、他の樹種もその地域の特性をもって育っています。適材適所という言葉がありますが、それぞれの木をその木の特性を活かせるところに使えるようになりたいですね。

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